【調査記録】穴あきカラーコーン、これって何?

さんぽの途中で穴の空いたカラーコーンを見かけた。
「お、珍しい」と思って写真を撮って帰ったが、あとになって「あれはなんなんだ?」と正体が気になり始めた。

コーンに綺麗に穴をあけるのはどう考えてもコストがかさむ。それなりの理由があっての商品なのだろう。

個人宅の駐車場に設置されていたので、自分でも買えないものかとモノタロウやAmazonなどの通販サイトを調べてみたものの、それらしき商品は見つからず……。


〇これがそのカラーコーン

隣に赤いオーソドックスなコーンがあることで、問題のコーンの珍しさがひきたつ。

はっきりとした青、規則正しく空いた穴。

向こう側が見える。

この変わったコーン、いったいなんのためにつくられたのだろう。販売ページさえ見つかれば商品説明の欄に記載があるはずだと考え、探してみるも見つからない。

モノタロウ「カラーコーン」

モノタロウは工具や工作機械の通販サイトで、ひらたくいうと「工事現場専門のAmazon」みたいなものだ。ここで見つからなければ個人で入手するのはきびしい。

もちろんAmazonでも探してみたが、普通のカラーコーンやサッカーの練習用のものはみつかったものの、同じように穴のあいている商品は見つけられなかった。

 

Twitterで「これなんだろう」とつぶやくと、数名の人が予想を書いてくれた。

強風で倒れない。なるほど。ありそうだ。

Googleで「風 倒れない カラーコーン」と検索してみるが、コーンの足元につける重りのことばかりヒットする。しかしコーンが風で飛ばされて困っている人は一定数存在するようで、そこに需要がありそうなこともわかった。

カラーコーン専用の販売サイトも見つけたが、ここにも穴のあいているタイプのものは存在しなかった。

 

ホームセンターの通販サイトも調べてみるが該当なし。ネットでは手に入らず専門の業者のみの取り扱いなのかもしれない、と諦めかけていたとき、さきほど「風で倒れない」という理由を予想してくれた伝説の嘔吐バトルさんから続報があった。

すばらしい。

株式会社タカショーという企業のサイトに同様のコンセプトのカラーコーンが紹介されていた。

このコーンには以下のメリットがあるらしい。

①風が貫通することで、横倒を防止することができる!
②コーン自体の軽量化を図ることができる!
③コーンの製造時に使用する材料(プラスチック)を減じることができる!
④コーン内に危険物を隠すことができなくなる!
こちらのページより)

しかし肝心の販売ページは見つからず、コーンの画像もさきほどのスケッチのみであった。見つけたコーンはすでに製品として存在していたので、どこか別の会社が作っているはずだ。

〇さらに調査を継続

グーグル画像検索「カラーコーン メッシュ

これまで「カラーコーン 穴」「パイロン 穴あき」などのワードで検索していたが、ふと思い立って「カラーコーン メッシュ」で画像検索をしてみた。結果からいえばこれが大正解。

画像一覧から色は違うがまったく同じものを発見した。

その画像が掲載されていたブログが下記のものになる。

▲猛暑仕様のカラーコーン!?

コーンブログという名前のブログで、街にあるカラーコーンを収集しているらしい。しかもよく見てみてると、さきほど見つけたカラーコーン専門店が運営している。

ここで行き止まりかとも思ったが、一つ前のページに気になるものがあった。

画像検索で表示されたものの中に、同じ白いコーンの姿があった。

画像の一覧には並んでいなかったが、関連画像には表示されている。Googleのシステムがよくわからないが、また新たな手掛かりだ。

 

そのカラーコーンの写真を載せていたのがこのブログである。

美園グリーンスタッフブログ

さいまたで造園などの工事を行っている業者のブログである。ここのページに知りたかった情報が載っていた。

あの穴あきコーンの名前は「ネットコーン」というらしい。

さっそく検索してみると、製造元らしきサイトのページがすぐにヒットした。すごいぞ正式名称。

トーク安全工業株式会社

間違いなくこれである。価格は税込で1,620円と通常ものに比べて三倍近い価格だが、それでも売れている(実際に使っている人がいた)ということは、やはり高機能なのだろう。

商品説明を読むと、用途はまさかの「テロ対策」であった。

ちなみに別のページには風対策についての記述もある。

こうして疑問は解決した。よかった。


おしまい。


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